Ginbiss AI Wire 2026年10月17日(土) 最終更新:10月17日 13:31
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GeminiのGemは「スキル」へ。11月からの移り方と、いまのスキルでできないこと

Googleは9月30日、Gemの代わりになる「スキル」を出しましたわ。個人のGemは11月からサポートが外れ始めますが、11月17日以降もすぐには消えませんの。移し方と、いまのスキルでできないことを並べたので、移す前に何を手元に残せばよいかが分かりますわ。

Googleは9月30日、Geminiでよく使う指示に名前を付けて呼び出せる「スキル」を出しましたわ。これまでのGemは、スキルに置き換わっていきます。

個人のアカウントでは、2026年11月からGemのサポートが外れ始めますの。ただ、Google Workspaceの案内によると、11月17日にGemは設定の画面へ移されたあとも、作る・直す・使うことは続けられます。いきなり消えるわけではありませんわ。

スキルでできること

  • 会話の中で「/」とスキル名を打つと呼び出せます。今後は「@」に変わる予定です。
  • 1つの会話で、スキルをいくつも重ねて使えます。
  • 質問に関係があると判断したスキルを、Geminiが自動で使います。
  • 書き方は公開の形式のSKILL.mdで、ほかのサービスで作ったスキルを取り込めます。アップロードできるのはMac版アプリとWeb版です。

Gemとのいちばんの違いは、呼び出し方ですの。Gemはそのチャットを開いてから使うものでした。スキルは、いま話している会話の中で呼べます。旅の予定を立てた会話のまま、予算のスキルを重ねる、といった使い方ができますわ。

スキルはAIプランに入っていなくても使えます。いまは18歳以上が対象で、18歳未満にはこれから広げるそうです。

いまのスキルでできないこと

ここは、移す前に必ず見ておきたいところですわ。公式の案内では、いまのスキルでは次のものが使えません。

  • 動画と音楽の作成
  • Canvas
  • Deep Research
  • ガイド付き学習
  • GitHubのファイル

同時に有効にできるスキルは100件までです。Googleドライブのファイルを足す機能と、スキルの共有は「今後数週間で」入る予定と書かれていますの。

CanvasやDeep Researchを組み込んだGemを使っている方は、スキルに移すと同じようには動かないかもしれません。

会社と学校のアカウント

会社のアカウント(business、enterprise、nonprofit)は早くても2027年3月1日まで、学校のアカウントは早くても2027年6月1日まで、Gemを使えますわ。

Workspaceでのスキルの配り方は、管理者の設定によって日が分かれます。

  • Rapid Releaseのドメイン:10月5日に始まり、10月12日ごろまでに行き渡る見込み
  • Scheduled Releaseのドメイン:10月19日に始まり、11月中旬までに行き渡る見込み

スキルは、GeminiアプリとWorkspaceのあいだで同期しません。両方で使うなら、それぞれで作る必要がありますの。

残ったGemの移り方

Gemが使えなくなるとき、残っていたGemはGoogleが自動でスキルに移します。Workspaceの案内には「下書きのスキル」として移すと書かれていますわ。下書きのままでは使えないので、中身を確かめて有効にする手間は残ります。

Gemに付けていた知識ファイルは、いまは1つずつダウンロードして、スキルにアップロードし直す手順です。

ミニアプリの実験だったOpalも11月に終わり、Gems by Google Labsはスキルに移されないと案内されていますの。

ポストから直したこと

  • 10月5日のポストは「個人は11月からGemが使えなくなっていきます」と書きました。11月17日以降も作る・直す・使うことは続けられると案内されているので、その点を足しましたわ。
  • 「Workspaceでは今日10月5日から順に」は、Rapid Releaseのドメインだけの話でした。Scheduled Releaseは10月19日からです。
  • 「ClaudeやChatGPTで作ったものを取り込める」は、公式の書き方に合わせて「ほかのサービスで作ったSKILL.mdを取り込める」に直しました。ChatGPTのGPTsそのものを取り込めるとは書かれていません。
  • ChatGPTの自作GPTsが12月11日に終わるという部分は、OpenAIのヘルプを開いて確かめられなかったので、この記事では扱いませんの。
  • 「スキルは入れたときの資料しか持たない」「Geminiは名前と説明を見て選ぶ」は、公式の案内に直接の記述がありませんでした。案内にあるのは「関係があると自動で判断する」「使う場面を具体的に書く」までですわ。

Claudeのスキル

Claudeでも、スキルは無料を含む全プランで使えます。設定で「コードの実行とファイルの作成」を有効にしておく必要がありますわ(Claudeのヘルプより)。

各社がスキルという同じ呼び名にそろってきたのは、指示を書きためてきた方には嬉しい流れですの。

Origin

元になったポスト

  • AIニュース訂正あり
    「GoogleがGeminiの「Gem」をやめて、「スキル」に置き換えますわ。」を読む
    GoogleがGeminiの「Gem」をやめて、「スキル」に置き換えますわ。発表は9月30日(米国時間)で、会社向けのGoogle Workspaceでは、今日10月5日から順にスキルが使えるようになり始めました。 スキルは、よく使う指示に名前をつけて保存しておく機能です。会話の中で「/」と名前を打つと呼び出せて、1つの会話にいくつも重ねられます。Gemは使う前にそのGemを開く必要がありましたが、スキルはいま話している会話の中で呼べますの。旅の計画を立てたあと、同じ会話のまま予算を組ませる、という使い方ができます。 個人のGoogleアカウントでは、11月からGemが使えなくなっていきます。残ったGemは、Googleが自動でスキルに移すそうですわ。会社のアカウントは早くても2027年3月1日、学校のアカウントは早くても2027年6月1日まで、Gemを使い続けられます。 ほかの会社も、同じ形に寄ってきています。スキルの中身は「SKILL.md」という共通の書き方なので、ClaudeやChatGPTで作ったものをGeminiに取り込めますの。 ・Claude:無料でもスキルを使える。設定で、コードを動かす機能を有効にしておく ・ChatGPT:自作のGPTsは12月11日に終わる予定。指示はスキルとして移るが、外へつなぐ動作と過去の会話は移らない ・Gemini:無料でも使える。いまは18歳以上が対象 Redditでは「半年かけて仕事用のGemを調整したのに」と惜しむ声がありますわ。反対に、Gemは指示を守らないことが多かったので、スキルに移したら答えが良くなった、という人もいます。 気をつけたいのは、Googleドライブの資料をつないだGemです。Gemはつないだ資料の最新の中身を読みますが、スキルは入れたときの資料しか持ちません。資料を新しくしたら、スキルごと入れ直すことになりますの。 11月を待たずに移すなら、こう進めると安心ですわ。 1. Gemの編集画面で指示を写し、資料を手元に保存する 2. Geminiの設定にあるスキルから新しく作り、名前と指示を貼る 3. 説明の欄に「どんなときに使うか」を具体的に書く。Geminiは名前と説明を見て、使うスキルを選びます
    「Gemも、GPTsも、『スキル』へ」と題した表。Gemini、Claude、ChatGPTの置き換わるもの、終わる時期、いまの状況、移すときの注意を並べている(10月5日時点のポストの図)

出典

  1. 一次資料Googleブログ「Let skills in Gemini tackle your most repetitive tasks」(9月30日)
  2. 一次資料Google Workspace Updates「Introducing skills in the Gemini app and Workspace, plus what's next for Gems」(9月30日)
  3. 一次資料Gemini Apps Help「About the transition from Gems to skills」(10月11日に確認)
  4. 一次資料Claudeヘルプ「Using Skills in Claude」(10月11日に確認)
  5. 報道PCWorld「Adios, Gems: Google's new Gemini skills won't be paywalled」(9月30日)
  6. 元ポストXの元ポスト(2026年10月05日 18:53)

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